「最高の人生の見つけ方」の初日舞台行ってきました!ネタバレありの感想
10月11日に「最高の人生の見つけ方」の初日舞台挨拶にいってきました。
この舞台挨拶はムロツヨシさんを見るために行ってきました!
舞台挨拶の様子はこのような感じになっていました。
ムロツヨシ、天海祐希&ももクロら共演者からイジられ放題!? 映画『最高の人生の見つけ方』初日舞台あいさつ
私の見た舞台挨拶とは別ですが、雰囲気は同じです。
あらすじ
吉永小百合演じる専業主婦の幸枝と、天海祐希演じる大社長マ子が末期のがんで入院していて、なんやかんやあって病室が同じになります。
そんな二人が「死ぬまでにやりたいこと」を金持ちであるマ子のお金を使って叶えていくというストーリーです。
ぞくに言う中流階級の幸枝と富裕層のマ子、二人がそれぞれの幸せを見つけていく、そんな考えさせられる悲しみもあり、喜びもある映画です。
感想<ネタバレあり>
まず最初に、とても良い映画でした!!!
自分の人生を見つめなおすきっかけになるような映画です。
マ子が旅行を最初は無駄なことだと言っているのが、幸枝さんとの関係の変化と比例して、重要なもの、かけがえのないものに変わっていくということ。
幸枝さんは最初欲がなく、人に何も自分の気持ちを言えず、全て受け入れてしまいます。そして、全部あの子の「死ぬまでやりたいこと」手帳に従ってきました。
そんな彼女がマ子との旅行、衝突によって、自分の気持ちを人にぶつけること、欲というものがうまれてきました。
かたや専業主婦、かたや大企業の社長、全然違う二人ですが唯一同じところがあります。それは、仕事に尽くしてきたところです。だからこそ、仕事を全部とっぱらって旅行をすることによって、さっき書いたような変化が生まれました。
この映画のキーワードは対比です。
中流階級 と 富裕層
専業主婦 と 女社長
男 と 女
生 と 死
この4つの対比が劇中に見られます。
男と女っていうのは主にマ子の会社のシーンと幸枝の夫婦関係で見られますね。
そして生と死がこの映画で最も重要な点だと思っています。幸枝の娘である美晴が妊娠して子どもができる。マ子で言えば会社が子どもです。
その子どもたちに何を残していくのか。子どもたちのために、そしてもちろん幸枝さん、マ子さん自身のために。人生を一生だけではなく、子どもを含めた未来も加えているという点がとても好きです。
一人一人が魅力的なキャラクターでストーリーがあって好きです。特にムロツヨシ演じる、高田というキャラクターが本当にこの映画のシリアスな部分を和らげているなと思いました。
「死」が終始ついてくるこの作品でこんなにも笑えたのは彼のおかげだと思います。
まとめ
この作品はみんなにオススメできます。
全世界にいるみんなです。
人生を見つめなおすきっかけになります。
ネタバレもそんなにしてないと思うのでぜひ劇場でご覧ください。
この記事を読んでくださりありがとうございました。
皆さんの役に少しでもたてばうれしいです。